ABOUT

和の心 みふさ mifusa は、 古より伝わる和のこころ、祓いの装飾「大麻飾り」の専門店です。
つい60年前まで日本は、誕生の時から麻柄の産着に守られ、糸、紐、縄、布など、生活の全てが大麻とともにありました。
茎から糸を生み布を織り着物をこしらえることが女性のたしなみだったそうです。

有名な童謡『かあさんの歌』(作詞・作曲 窪田 聡 ) にも
〜 母さんが麻糸紡ぐ1日つむぐ♪ 〜  と謳われています。

皇室でも皇太子から天皇陛下になる即位の儀式「大嘗祭」でも「あらたえ」という大麻の白装束を身に纏います。
庶民から皇室まで、あらゆる面において、切り離せないほどに麻と慣れ親しんでいました。

ご神事に於いても、大麻は古より御守りの役目を果たしており、
お伊勢さんのお札を神宮大麻と言い、大麻と書いて「おふだ」と読みます。

大麻(おふだ)は、信仰を超えて実際に心身・空間にも作用します。
大麻には、人間はもとより様々な生命体を賦活する力を内在しています。

八百万の神を大切にしてきた日本人の哲学を大麻飾りの佇まいから感じていただければ幸いです。

屋号『 み ふ さ 』の意味
みふさのふさは、麻の房。
自身の名のふさをかさね。
みは、御、美、三位一体(身・心・魂)の三の想いを込めました。
無心に結ひ、宇宙である自らと繋がることの尊さに感謝いたします。

メッセージ
自宅でしあわせに母を看取った経験のある私は、「大麻」も「死」も同じころから、日本人の生活から切り離され、危ないもの、忌み嫌う怖いものといったマイナスのイメージで認識されるようになってしまったことに共通のものを感じています。
日本人としての大切な文化を世代を超え、広くお伝えできたら嬉しく思います。

大麻飾り職人 小谷野 ふさ子